歯並びが悪いことが体にどのような影響を及ぼすのかをおさらいしておきましょう。
まず、精神面への影響です。
成人矯正を受ける人の多くが、歯並びに対して精神的なコンプレックスを感じています。
人前で口を開けて笑えないという人から、酷い人になると、人前に出るのが嫌で引きこもってしまうほど、歯並びの与える精神面への影響は大きいものがあります。
歯並びが悪いことで、口腔内の健康にも影響が出ます。
歯の隙間に歯ブラシが届きにくいので、虫歯や歯周病が起こりやすいのです。
また、かみ合わせが悪いため、しっかりと噛むことができないために、唾液の分泌量が減り、虫歯菌を増殖させてしまうともいわれています。
かみ合わせが酷く悪い場合には、一生懸命噛もうとする力であごに負担が掛かり、首や肩の筋肉を疲労させます。
首や肩の周りには重要な神経や血管が集中しているので、この部分が常に疲れた状態になっていると、血流が滞り神経を圧迫して、頭痛や肩こり、イライラや胃腸障害、冷え性など全身に悪影響を与えてしまいます。
不定愁訴と呼ばれる、どこが悪いのか原因を見つけられない体調不良についても、かみ合わせが悪さをしていることが多いようです。
歯並びを矯正してかみ合わせを改善した人の中には、不定愁訴が改善されたという人も多いのです。
かみ合わせが悪いことで、脳の信号が夜になっても活動的なままで、布団に入ってもなかなか寝付くことができない不眠症になる恐れもあります。
噛む力が偏ると、眼球の周囲の骨に刺激を与えて眼球を圧迫してしまうため、仮性近視になってしまうことも分かっています。
これを放置すれば、真性近視へと症状が進んでしまいます。
かみ合わせが及ぼす健康被害は、ここに挙げた例の他にもたくさんあるといわれています。
日頃から体調が優れないと感じている人は、矯正歯科でかみ合わせのチェックを行って、かみ合わせと歯並びについて確認してみてはいかがでしょうか。
矯正歯科の初心者入門は、歯科矯正について解説しています。
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