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矯正歯科の初心者入門 > 子供と矯正歯科(2) > 矯正が終わった後

矯正が終わった後

長いトンネルを抜けて、やっと矯正が完了。

親御さんも本人もホッと一息つける瞬間でしょう。

しかし、実は矯正はブラケットを外した日が終わりではありません。

歯並びを整えるという目的は達成していますが、今度はその歯並びをしっかりと固定させる期間を設けなければならないのです。

骨折で骨の継ぎが終わったら、ギプスで固定するのと同じです。

歯並びの固定には、「リテーナー」と呼ばれる装置が用いられます。

外側の歯に沿った針金の部分と、歯の裏側に密着する合成樹脂のプレートで構成されている装置です。

正しい位置に移動が完了した歯を、軽い力で保持して若干の移動を許容しながら歯の周辺の組織と馴染ませる目的で使われています。

リテーナーの装着期間は、歯根の固定具合によりますが、1~2年間は食事中と歯磨きのとき以外、常に装着して生活する必要があります。

その後、固定具合を確かめながら、リテーナーの装着を12時間・8時間・就寝中のみ、とだんだん短くしていき、最終的にリテーナーが必要ないと判断して、矯正が完全に終了することになります。

リテーナーには様々な種類がありますが、小児矯正では、取り外し可能な種類のリテーナーが用いられることが多いようです。

リテーナーは常に清潔に保つために、専用の洗浄液で洗浄することが大切です。

せっかく丁寧にブラッシングをしても、リテーナーに虫歯の原因となる細菌が付着したままであれば、リテーナーによって虫歯を引き起こすことになってしまいます。

小児矯正を始めた頃にはまだ小さかった子供も、小児矯正が完了してリテーナーに移行する時期には、中学生や高校生になっていることでしょう。

リテーナーの取り扱いについても、自分で管理できるようになりますが、長いブラケットの束縛から解放されて、リテーナーの取り扱いが雑になることが多いようですから、時には、きちんとリテーナーをケアしているか、親御さんがチェックしてあげてください。

矯正歯科の初心者入門は、歯科矯正について解説しています。

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