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小児矯正のメリット・デメリット(1)

矯正は、大人になってからでも始めることができます。

では、なぜ、矯正歯科では、「小児矯正」という言葉が示すように、子供のうちからの矯正を推奨しているのでしょうか。

それは、あごの骨と歯の大きさのバランスが良くないことが、歯並びを悪くする原因の一つになっていると考えられているからです。

小児矯正の最大のメリットは、あごの骨の発達段階にある低年齢のうちに矯正を行うと、抜歯の必要が無くなることが多いということです。

成人になってからの矯正では、あごの骨が完成されていますが、あごの骨を外科的に削ったり足したりするのは大きな手術となりますので、抜歯が優先されます。

抜歯によって、歯の隙間を作り、余裕を持った歯並びに変えようというものです。

治療に必要であれば、健康な歯を抜いてしまうことも仕方の無いことですが、何本も続けて抜歯するとなると、体への負担も大きく、痛みも伴います。

小児矯正の場合でも、症状によっては抜歯が必要となることがありますが、症状が軽い場合は抜歯なしで様子を見ることが多いようです。

また、抜歯の有無以外にも、矯正器具の力とあごの骨の発達の力を合わせて矯正ができますので、矯正の効果が高いとも言われています。

そして、年齢の低いうちからかみ合わせを正しくすることで、かみ合わせの悪さがもたらす体への悪影響を避けることができるというメリットもあります。

小児矯正が完了しても、大人になってから再び矯正が必要になるケースもありますが、その場合でも、ある程度の矯正が低年齢のうちに完了していれば、成人矯正の期間も短くて済むことも分かっています。

期間が短くなるということは、費用も抑えることができるということですので、本人の負担も軽く済むというメリットも無視できません。

矯正期間中は、定期的に矯正歯科に足を運びますので、虫歯の進行のチェックなども行うことができるため、矯正と同時に、口腔内の健康も維持できます。

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